受精日はいつ?

推定受精日
妊娠しやすい期間
推定出産予定日
受精日は排卵から推定されます。排卵は通常、次回の月経の約14日前に起こりますが、周期によってタイミングは異なるため、正確な日付ではなく目安としてお考えください。妊娠初期の超音波検査が最も正確な推定方法です。

計算のしくみ

排卵日を正確に記録している人はほとんどいないため、このツールでは月経周期の情報から逆算して受精日を推定しています。鍵になるのは「黄体期」という、排卵から次の月経が始まるまでの期間です。黄体期の長さは個人差が小さく、周期の長さにかかわらずおよそ14日で安定していることが知られています。一方で、排卵までの前半(卵胞期)は周期が長い人・短い人でかなり差が出ます。そこで「最終月経開始日」を選んだ場合は、入力していただいた平均周期日数から14日を引いた日を排卵・受精の推定日とし、そこに妊娠期間の目安である266日を足して出産予定日を算出しています。周期が28日の方なら、最終月経開始日から14日目が受精推定日、280日目が出産予定日という、産科で広く使われている考え方と一致します。「出産予定日」を選んだ場合は逆に、予定日(または実際の出産日)から266日をさかのぼって受精日を推定します。表示される「妊娠しやすい期間」は、推定受精日の3日前から1日後までの5日間です。これは精子が女性の体内で数日間生存できる一方、排卵された卵子が受精可能な時間は1日に満たないという、生殖生理の一般的な知見に基づいた幅になっています。

知っておきたいこと

この計算はあくまで統計的な目安であり、実際の排卵日をピンポイントで示すものではありません。ストレスや体調、旅行、授乳期など、さまざまな要因で排卵のタイミングは前後します。特に月経周期が20日を下回ったり45日を上回ったりする場合は、この計算式の前提が崩れやすくなるため、基礎体温表や排卵検査薬、婦人科での卵胞計測など、実際の身体のサインと合わせて参考にすることをおすすめします。

また、月経周期が不規則な方や、経口避妊薬をやめた直後で周期が安定していない方は、最終月経日からの逆算よりも、出産予定日(母子健康手帳や妊婦健診で医師から伝えられた日付)から逆算する方が、実際の受精時期に近い結果になることが多いです。妊娠初期の超音波検査による胎児の大きさの測定は、月経周期に基づく推定よりも精度が高いとされているため、すでに超音波検査を受けている場合はその情報を優先してください。

参考情報

月経周期・排卵・妊娠成立の一般的なしくみについては、日本産科婦人科学会や、妊娠・出産に関する行政情報をまとめている厚生労働省のページが参考になります。国際的な基準については世界保健機関(WHO)の資料もあわせてご確認ください。